ランプの明かりで 幻想的な夜の風鈴まつり。
奈良県橿原市小房町にあります「おふさ観音」にやって来ました。
おふさ観音では、2022年7月1日~ 8月31日に「風鈴まつり」が開催されています。また、そのうち4日間は夜間ライトアップ(「夜まつり」)が実施されます。
2022年7月18日に行われた夜間ライトアップに行ってみましたので、その様子をレポートします。
■目次
1.バラと風鈴のお寺「おふさ観音」
2.おふさ観音 アクセス方法・駐車場
3.風鈴まつりライトアップの様子
4. その他の見どころ
5. まとめ
6. おふさ観音 風鈴まつり 基本情報
バラと風鈴のお寺「おふさ観音」
「おふさ観音」の境内には、4,000種類以上のバラや四季折々のお花が植えられおり、別名「花のまんだらのお寺」と呼ばれているそうです。
また、夏季2か月間にわたって 境内に2,500を超える風鈴を飾る「風鈴まつり」は「大和の夏の風物詩」として知られています。
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おふさ観音 アクセス方法・駐車場
駐車場は、お寺の周りに西駐車場、南駐車場、東駐車場、そして国道165号から西へ入ってすぐに第2駐車場があります。
(南駐車場は閉鎖っぽかったです)
駐車場代は普段は無料ですが、風鈴まつり中の土日祝日は500円。
ちなみに、近くのタイムズ 「八木西口第3」は24時間660円のようです。(変更になる可能性あり)
※公共交通機関を利用する行き方は6. おふさ観音 基本情報にまとめました。
私は 一番広くて入り易そうな第2駐車場に停めました。
それでも収容台数は12台。他の駐車場も5台しか停められなかったりと駐車場は狭いです。
私は 暗くなる前の5時半ごろに入ったので余裕で停められましたが、19時半ごろには満車になっていました。
車を停め、第2駐車場から静かな住宅街を200mほど歩くと「おふさ観音」に到着しました。
「夜まつり」開催の時はこのように露店も8軒ほど並ぶようです。
かき氷、ポテト、スーパーボールすくいなどがありました。
(↓帰りに撮影)
お寺の前まで来ると、緑に囲まれた境内にたくさんの風鈴が見えてきました。
拝観料を納めようと思ったのですが、境内は無料で拝観できるようです。
では、まだ空は明るいですが入ってみたいと思います!
風鈴まつりライトアップの様子
ライトアップは2022年は7月17日・7月18日・8月13日・8月14日の4日間実施され、夜まつりの日は午前11時・午後3時・午後8時に〈しゃぼん玉タイム〉も開催されます。(荒天の場合は中止)
本日7月18日(月祝)は2日目。今回は17時頃~19時半頃にかけて撮影しました。
時間によって変わる雰囲気をお伝えします。
・本堂正面
お寺に入ってすぐ、本堂正面がメインの風鈴エリアです。
まだ明るいのでバラとランプ、風鈴が可愛らしい雰囲気の境内。
(バラはピークは過ぎていますが少し残っていました)
この時点では拝観客も少な目です。
18時になるとランプの明かりがつけられました。
電気かと思ったら本格的なオイルランプ!「熱くなるので触らないでください」とアナウンスがありました。
18時半にはすべてのランプが着けられ、境内にはオイルの匂いが漂っています。
拝観客も増えてきました。
本堂前の撮影ポイントには一眼レフを持ったアマチュアカメラマンがズラリと並んでいます。
19時になると少し暗くなって、ランプのぽんやりした火の明かりが見えてきました。
風が吹くと、色々な音色の風鈴が境内を駆け抜けます。
19時半ごろには陽が沈んで薄暗くなりました。
風鈴に ランプの優しい明かりがぽんやり映って幻想的な雰囲気でした。
・本堂
本堂の天井にはカラフルな短冊の風鈴がたくさん飾られています。(本堂外なので無料で見られます)
こちらはライトアップが無く風が入りにくいので、ずらーっと並んでいる様子を楽しみました。
様子を楽しみました。
祈願短冊を書くこともできます。(300円)
・風鈴トンネル(境内西側~北側)
境内の西側には小さい風鈴トンネル、北側には大きい(高い)風鈴トンネルがあります。
境内数か所には撮影用の踏み台が置かれていました。
「ご自由にお使いください」とのことだったので使用させてもらいました。
緑と風鈴が夏らしいですね。
8時半ごろにランプが着けられました。
暗くなると英国のお庭のような雰囲気に。
風鈴のガラスに明かりが映ってクラゲのよう。
・本堂裏
本堂の裏にも風鈴が飾られています。
いかにも日本の夏の風景。
コチラのランプにも明かりが着けられました。
風鈴とランプが低い位置にあるので、近くに寄って撮影。
オレンジの明かりが優しくて癒されました。
その他の見どころ
・風鈴即売所
本堂の前では、奈良風鈴(奈良)・小田原風鈴(神奈川)・南部風鈴(岩手)など、全国の約90種類の風鈴が販売されています。
値段も様々で、いい音やなと思って値段を見ると高かったりして面白かったです。
・メダカの学校
おふさ観音はバラ、風鈴だけでなくメダカの数も凄い!
境内西側の「メダカの学校」や北側の水鉢に、色々な品種のメダカがいて大変興味深かったです。
昔からあるのかと思いきや、ここ2年くらいで新しく加わった仲間たちなんだそう。
背がキラキラのメダカ や 尻ヒレが長い(ロングフィン)など、様々な改良品種がいました。「サタン」などネーミングも面白い。
可愛い赤ちゃんメダカもいっぱいいました。
・茶房おふさ、庭園
本堂裏(境内北側)には茶房「おふさ」があります。
この時期はふわふわのかき氷が人気のようです。
茶房の前には日本庭園があり、席から眺めながら食事することができます。
・鯉と亀の池
鯉、亀がいる池もあります。すごい数でした!
・色々な風鈴を探してみよう
今まで紹介した「西教寺(滋賀県大津市)」や「正寿院(京都府宇治田原市)」の風鈴は種類や色が統一されていましたが、ここ「おふさ観音」は色々な種類、柄の風鈴を見ることができます。
あのキャラクターの風鈴も…?!
まとめ
今回は奈良県橿原市の「おふさ観音」の風鈴まつり夜間ライトアップへ行きました。
本格的なオイルランプの優しい光に照らされた 風鈴とその音色が幻想的でした。
8月にもライトアップがありますので、ぜひ行ってみて下さい。
おふさ観音 風鈴まつり 基本情報
アクセス
・駐車場あり(風鈴まつり期間中は駐車料金500円)
・近鉄「大和八木駅」または 近鉄「橿原神宮前駅」よりバスで「小房」停留所へ。バス停からおふさ観音まで徒歩約5分。
・近鉄「大和八木駅」または 近鉄「橿原神宮前駅」からタクシーで約10分。
風鈴まつり日程
・2022年7月1日~8月31日 午前7時~午後4時半(午後5時 閉門)
・夜間ライトアップ「夜まつり」
2022年は7月17日・7月18日・8月13日・8月14日
午後9時閉門(昼間拝観と入れ替え制でないのでいつでも入れます)
・夜間ライトアップの〈しゃぼん玉タイム〉
午前11時・午後3時・午後8時(荒天の場合は中止)
拝観料
境内無料、本堂内300円