【タイムスリップ!知る人ぞ知る隠れた昭和食堂】
最近ハマっている銭湯があるのですが、その近くに謎の食堂を発見しました。
看板はあるんですが入口の暖簾に店名が無いので、こんなところに食堂があるなんて知りませんでした。
GoogleMapにも載っていない、そのお店の名は「御食事処 なんき」。
住所は大阪府大阪市天王寺区東上町8-1
鶴橋の 東上温泉(とうじょうおんせん)の向かいにあります。
店内へ
気になったので昼間に行ってみました。
中を覗くとおじいちゃんが昼間から飲んでいる…
治安は大丈夫か?と、いささか不安ではありましたが
思い切って入ってみると大将が「いらっしゃい」と気持ちよく挨拶してくれて少し安心しました。
中は昔ながらの食堂といった感じ。こちらがいつオープンしたのか知りませんが、かなり年季が入っています。
意外と広くてテーブル席が8卓ほどありました。物が置かれていないテーブルを選んで着席。
大将ひとりで切り盛りされているようです。勝手なイメージでおじいちゃんが営んでいるとおもっていたのですが、思ったよりお若いおっちゃんでした。
メニュー
とりあえず入店はクリア。次は注文だと意気込んで壁のメニューを見てみると。
うどん・そば280円、カレーうどん500円、親子丼550円、カレーライス450円 など
令和と思えない安さに驚きました。物価が高騰している世の中でこんな昭和価格でご飯が食べられる食堂が残っているとは。(昔はさらに安かったということですね)
厨房のほうで他の客が頼んだオムライスを作り始めてしまったので注文するタイミングを伺っていると、一瞬で作って出していました。
サッと食べてサッと出られる、手軽感がいいですね。
ちらっとお客さんのオムライスを見ると、600円とは思えない充分な大きさでした。
そんなオムライスも気になる所ですが…今回は中華そば400円と親子丼550円を注文。
親子丼
こま切れの鶏肉とニラを玉子でとじています。
出汁が効いていて美味しい。
鶏肉がたくさん入っていて、ご飯の量も充分でした。
たくあん付き。
中華そば
豚バラ肉とモヤシ、かまぼこの入ったシンプルな中華そば。
素朴な中華そばなんですが、もやしと豚肉の出汁が出ていて美味しいです。
麺も思った以上にクオリティが高く、充分な量でした。
まとめ
今回は 鶴橋のお食事処なんきへ行ってみました。
400円の中華そば、550円の親子丼が 値段以上に美味しくて心もお腹も(財布も?)満たされました!
安いのに粗末な食材は一切使われていませんし、調理も丁寧にされています。
天王寺区という立地でこんなに安くで食べられる食堂があったとは!
ちなみに、向かいの銭湯「東上温泉」も昭和レトロな雰囲気が素敵で、いいお湯・良いサウナがあるのでおすすめです。
お食事処なんきの場所
※営業時間・定休日不明