濃厚な地鶏だしと もちもち麺が良し。
今回は鶴橋駅の北東側のエリアへ行ってみました。
このエリアは韓国食品や雑貨を扱うお店がひしめいており、まさに鶴橋ダンジョン。
初めて行く人は闇市のような雰囲気に圧倒されるでしょうが、韓国のディープな雰囲気を体験できるので面白いです。私はいつもキムチを買いにやって来ます。(土井商店がおすすめ)
そのダンジョンの中に気になるお店を発見。
とまとらーめんの「あかよろし」
韓国料理店がたくさんある中、とまとラーメンと書かれたのぼりが。
暖簾にはあかよろしと店名が書かれています。後から調べると、「あかよろし」は花札に書かれている言葉で「明らかに宜しい」という意味だそう。
ちょうどお昼ごはんの時間だったので、入ってみることにしました。
店内へ
店内はこんな感じでカウンター席がと並んでいます。テーブル席も2卓ほどありました。
平日12時半頃に入店、先客は無し。
お綺麗なママさんが迎えてくれました。
メニュー
ママさんは高知出身だそうで、土佐はちきん地鶏を使用した とまとラーメン「あかよろしそば」が看板メニュー。トマトも国産の完熟生トマトを使用しているそう。
また、ママさんのお父さんが営んでいた高知の「ラーメン専科 現さん」の味を継承したという中華そばも。こちらも土佐はちきん地鶏と高知県産きくらげを使用しているとのこと。
地元愛が伝わりますね。辛いらーめんもあり、鶴橋らしさも感じられます。
夜はおばんざいも出しているらしく、居酒屋利用も可能。
年末は6名~飲み放題つき貸切利用も。
私は
・あかよろしそば(大盛り+100円)
・中華そば
を注文しました。
あかよろしそば
トマトとセロリのインパクト大のとまとラーメンが10分弱で着丼。野菜たっぷりで体によさそうです。
大きいチャーシューが1枚と、豚こまも入っています。
とまとラーメンはたまにありますが、この見た目は斬新ですよね。一体どんなお味なのかわくわくしながらひと口…
地鶏だしとトマトの風味がとにかく濃厚で美味しい!
ちょうど良い酸味で後味があっさりとしていて、どんどん食べたくなる味。
シャキシャキのセロリ、肉肉しく脂っこくないチャーシューもスープとの相性◎。
鶏だしの旨みが強いので、豚こまはもっと少なくても良いくらい。
そして、ちぢれ細麺がつるつる・もちもちで美味い! コシが強くてのびにくいんです。そして、濃厚スープに負けないくらい小麦の香ばしいかおりがします。(恐らく全粒粉麺)
ママさんが修業をされた、「麺FACTORY JAWS(谷町六丁目・玉造)」の自家製麺を使用しているそう。
最後はライス(無料)を入れてリゾット風に。このためにチャーシューを残しておきましょう。チーズを追加することもできます。
普段、ラーメンのスープを飲み干すことがない私も、こちらは最後まで完飲。
ひとつひとつの食材にこだわっていて、ヘルシーだけど満足感のあるとまとラーメンでした。
中華そば
黄金色に光る美しいスープの中華そば。
トッピングは高知産きくらげ・メンマ・チャーシュー・細切りネギ・うずらの生卵・茹でキャベツと、こちらも少し個性的。
麺はとまとラーメン同様のものです。
こちらも土佐はちきん地鶏の鶏がらスープが濃厚!
カエシの醤油よりも、鶏の風味が断然強いタイプ。
若干、(昆布の?)コクも感じられます。
塩分控えめに仕上げられていて、素材そのものの風味が味わえます。
まとめ
今回は鶴橋ダンジョンの中にある、らぁ麺と食専科 あかよろし でとまとラーメンと中華そばを食べました。
連れの女性はとまとラーメンの方が気に入ったようです。
ヘルシー志向な方や女性におすすめ。(店内もきれいなので女性一人でも入りやすい)
鶴橋で買い物するついでに寄ってみてはいかがでしょう。
らぁ麺と食専科 あかよろし 基本データ
アクセス
近鉄・JR・OsakaMetro「鶴橋駅」よりすぐ
営業時間
平日・土 12時〜15時、17時〜23時半
日・祝 11時30〜20時
定休日
水曜定休・不定休あり
支払い
PayPay・現金